内容説明
従来技術の延長ではなく、大胆で新たな発想に基づいて、幸福で豊かな未来の暮らしを作る。「ハイリスク・ハイインパクト」な研究開発に挑む最先端の科学者約30人に直撃取材。日本発の「破壊的イノベーション」創出を目指す科学技術の最前線に迫る。
目次
第1章 起死回生の策 ムーンショット
第2章 病気にかかる前に「予防」する
第3章 人が身体、脳、空間、時間の制約から解放される
第4章 自ら学習・行動し人と共生するロボットの実現
第5章 気候制御と地球資源・環境の維持
第6章 ムリ・ムダのない食料供給産業の創出
第7章 精神的豊かさ・躍動的社会を実現
著者等紹介
中村尚樹[ナカムラヒサキ]
1960年、鳥取市生まれ。九州大学法学部卒。ジャーナリスト。専修大学社会科学研究所客員研究員。法政大学社会学部非常勤講師。元NHK記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねこ
93
「ムーンショット」とは一見すると実現不可能なように思えるが、しかしきわめて独創的な計画で、専門家の英知を集結すれば成功する可能性があり、しかも実現すれば社会に与えるインパクトが極めて大きなプロジェクトの事です。日本政府が1950億円の資金を使い、2050年に向けて人々の幸福を目指すため日本最先端の知性が様々なプロジェクトを進めている様が書かれています。健康寿命の延伸、ヒューマノイドの社会進出と埋込型サイボーグの法規制、感性の気づき可視化技術など確かに一見すると不可能に思える事ばかり。シンギュラリティ…。2024/06/01
Hiroki Nishizumi
1
なんだか意識高い系の説明を受けているみたいで、ちょっと面白く感じなかった。2024/11/26
tsu78
1
もっと先を見れる政治家がいれば、日本はもっと良くなるのにと考えてしまう。2023/12/09