内容説明
21世紀を生きる私たちに課せられた仕事は、過去のノスタルジーに引きずられて終了しつつある「経済成長」というゲームに不毛な延命・蘇生措置を施すことではなく、私たちが到達したこの「高原」をお互いに祝祭しつつ、「新しい活動」を通じて、この世界を「安全で便利な快適な(だけの)社会」から「真に豊かで生きるに値する社会」へと変成させていくことにあります。
目次
第1章 私たちはどこにいるのか?(コロナ後の世界をどう構想するか;高原に至った社会 ほか)
第2章 私たちはどこへ向かうのか?(「経済性から人間性」への転換;目指すべき「高原社会」のイメージとは ほか)
第3章 私たちは何をするのか?(高原のコンサマトリー経済;必要なのは、しなやかで美しい変化 ほか)
補論(社会構想会議の設立;ソーシャル・バランス・スコアカードの導入 ほか)
著者等紹介
山口周[ヤマグチシュウ]
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストンコンサルティンググループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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