内容説明
溶接工から「製造請負」のパイオニアへ。波瀾万丈の一代記!
目次
プロローグ 50年目の“再始動”
第1章 ものづくりの現場からの“出発”
第2章 高度経済成長を底辺から支える
第3章 製造請負に新たな活路を見出す
第4章 社会に貢献し信頼される業界を目指し奮闘
第5章 逆境で見えてきた人材事業の新しい可能性
エピローグ 「ものづくり立国・日本」の再興へ
著者等紹介
清水唯雄[シミズタダオ]
日総工産株式会社取締役(名誉会長)。1936(昭和11)年8月21日、神奈川県横浜市に生まれる。日本鋼管(現・JFEスチール)勤務を経て、1971(昭和46)年2月、日総工営株式会社(現・日総工産株式会社)を設立、代表取締役社長に就任。日総工産代表取締役社長・会長を経て、2019(平成31)年4月、取締役(名誉会長)に就任。社会福祉法人近代老人福祉協会理事長。一般社団法人日本生産技能労務協会名誉相談役(元会長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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呑司 ゛クリケット“苅岡
1
ものづくりの日本と言われていた頃には、このような人が活躍出来るフィールドがあった。情報洪水のだいぶ前から、徒弟制度もナレッジマネジメントも無くなったと感じていて、そのトドメになったのがA Iなのだろう。構内請負は出稼ぎと結び付いて記憶に残っている。身分の補償も無く、健康を省みることも無い印象だったが、彼らの味方は居た。日綜工産の会長である著者は、自身の単なる成功譚とせす、働く者の地位向上に努めてきた話を書いている。こんな人も今やいなくなってしまったのかなと思ってしまう。2023/02/06
梵天丸
1
昭和の創業者の気骨を知る意味で読んで良かった。2020/07/11