目次
序章 銀行員は生き残れるのか?
“捨”の章 「銀行員」を捨てよ(目先主義を捨てよ;寄らば大樹の幻想を捨てよ;与えられた方程式を捨てよ)
“転”の章 銀行は新しいビジネスモデルを打ち立てよ(オープンイノベーションで付加価値をつくれ(商品開発)
真のコンサルティング力を身に付けよ(顧客創造)
シームレスな運営を極めよ(組織づくり)
勝機は、高付加価値型・情報プラットフォーマーにあり(ビジネスモデル))
“変”の章 自分を変えよ(「自分がそれをやる」―実現力を身に付けよ;美意識に裏打ちされた独創力で切り開け;銀行を「勝者のメンタリティー」に塗り替えよ)
終章 もう次の一手は見えている
著者等紹介
大塚明生[オオツカアキオ]
Ohtsuka Associates Japan代表取締役。1953年生まれ。1976年京都大学法学部卒業。住友信託銀行(現三井住友信託銀行)に入社。東京営業第一部、営業企画部、企画部等を経て、1996年に年金信託部に異動後は一貫して企業年金事業に携わり、日本の企業年金マーケットのトレンドを牽引してきた。2011年取締役副社長に就任。その後顧問を経て、2019年4月に資産運用ビジネスに関わるコンサルティング会社を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たけぐる
2
銀行が、銀行員が生き残るには、輝くにはどうすればいいのかを真摯に問う一冊。 銀行の顧客基盤、信用力、金融サービスを網羅しているという強みを活かし、情報プラットフォーマーになること。これを実行するには様々なハードルがありますが、言い訳しているばかりでは変えられない、変わらない。銀行にいた著者だからこそ、見えるもの、変わってほしいという願いが詰まっているような気がしました。2019/07/29
こーめー
2
昨今、金融業界が危ういということを世間では言われることが多くなった。しかし、この本を読んでいまがビジネスチャンスであると感じた。それは一人ひとりが自己改革、組織改革に力を注ぐことで勝者になり得ると思う。ただし、やはり結果が求められるこの時代。まずは余人をもって替えがたい人材にならなくてはと感じた。2019/06/29
ひろ
1
元銀行員が書いた本だからか、あまり目新しいものは感じられなかった。銀行が復活してほしいという気持ちだけは良く伝わる本ではある。 本当に銀行が変わるには、銀行内部からではなく、外部からの切り口でないと、時代のは流れにはついていけない。この本はまだ銀行の古き良き時代を引きずっている。。。2021/01/05
O T
1
銀行の強み 顧客基盤、信用力、総合サービス ビジネスモデルチェンジ 高付加価値プラットフォーム 人材評価 プロセスの評価、創造 必要な学習 リベラルアーツ2019/11/17