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内容説明
営業の天才と言われ派手に暮らし、IT長者を夢みた結果、犯罪者に。すべてを否定されたように感じ、塀の中で自分を捨てた著者。
目次
プロローグ 前科者が会社を立ち上げた
第1章 転落人生のはじまり
第2章 人としての尊厳を捨てた日
第3章 迷いのトンネルを抜け出せた日
第4章 自分を信じて一歩を踏み出したときからすべてははじまる
第5章 思いひとつで流れは変わる
エピローグ 人生、大逆転を起こすために
著者等紹介
〓山敦[タカヤマアツシ]
高校卒業後、税理士事務所に勤務した後、27歳で起業。IT関連事業に進出するために資金を集めようとはじめた事業で詐欺に加担。4年7か月の刑務所生活を送る。出所後、保護司とともに受刑者の社会復帰を目的とした会社を立ち上げた後、現在は、独立して元受刑者の就労支援や自身の体験をもとにした講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
45
決して諦めてはいけない、諦める前に、スタート地点に立っていない人もたくさんいる。いつからでも、どこからでもやり直せる。以下メモ。事故に遭うように犯罪に巻き込まれた人もいる、たった一度の罪で全てを失ってしまう。前科者も特別な人間ではなく、罪を犯し、人に傷つけた過去を背負っている。自分の限界を乗り越えようとしている。あなたは自分自身を拓いて行ける。2025/03/29
ジム
2
長いトンネルから抜け出すポイントに興味があった。やっぱり本から受ける影響は大きいらしい。2019/01/10
こうじ
1
知行合一と唾面自乾を学びました。この二つの言葉を知れただけでも超ラッキーです👍2019/09/14
Tarito215
0
読みやすかった。余白たっぷりで200ページの割には1時間かからずに読破。拘留場から刑務所に移ること、身体検査が露骨すぎてつらい、一度大声を上げただけで仮釈放がなくなるなど、普通の人には経験できないようなリアル談が堀江さんよりも謙虚な文調で書かれていた。本当に辛かったのが著者の年始のポエムから伝わる。今すごくつらい状況の人が読むと、娑婆で生活しているだけで幸せなことに気付く。ここまで挑戦して、堕ちて、這い上がった人を見ると、勇気付けられるし、何より支えたくれた家族に恩返しを果たした著者の生き様がかっこいい。2018/09/10