内容説明
変で笑えて心にしみる。ムダなことほどタメになる!ムダなことほど面白い!テストに出ない、先生も知らない、場が盛り上がる、辞書だけが知っていた「変な」ことわざ357。
著者等紹介
森山晋平[モリヤマシンペイ]
1981年生まれ。ひらり舎。食品会社の営業、広告制作会社のコピーライターを経て出版社の編集者に
角裕美[カドヒロミ]
絵描き・イラストレーター。広島生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。グラフィックデザイナーを経て絵描き・イラストレーターに。個展、グループ展など、展覧会で作品を発表。また、広告、雑誌、Web、テレビ、商業施設アートワークなどでイラストレーションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
84
変なことわざが350以上その意味と解説とイラストで紹介されている。普段聞いたことのあることわざもすこし載っているがはじめてのものがほとんど。ことわざというよりも謎掛けのようなものも多い。・薬缶で茹でた蛸・・・手も足も出ない。など。話の中でことわざを使うシーンというのは意外と多いかもしれない。ただこれもうまく使わないとよくわからない話になることもおおいと思う。ことわざを言う方、言われる方が絶妙の間合いがとれた時そのことわざはグンと活きるのだろう。肩肘張らず話のネタ本のどうぞ。図書館本2018/06/17
けんとまん1007
48
ほんの僅かではあるが、知っているのもあった。それにして、いろいろあるものだなあ~。意味を見ていると、なるほど・・と思うのが多い。しかし、どうやってこれらを集めたのだろうか?そちらも興味深いとともに、文化・歴史の奥ゆかしさを実感する。2023/04/30
ルル
16
イラストがユニークなのでお子さんも興味を持たれますよ(*^^*)2018/09/11
G-dark
11
「息の臭きは主知らず」(自分の短所は自分では気づきにくい)や「うかうか三十きょろきょろ四十」(あっという間に月日が経って年を取る)といった、心にぐさりと突き刺さることわざや、「自慢は知恵の行き止まり」(自慢するようになると成長が止まる)や「握れば拳 開けば掌」(ものごとは気持ちの持ち方次第)といった、これからの人生をより良くするヒントになりそうなことわざも載っている本。ゆる〜いイラストが添えられていて可愛らしく、文章も分かりやすい上ユーモアに富んでいるので、ことわざの内容が頭にスッと入ってきます。2019/04/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
あまり知られていないことわざを紹介してます。『お前100まで、わしゃ99まで』とかは知っていました。先に死ぬなよ、ずっと一緒にいような、と仲の良い夫婦のことわざです。『亀の年を鶴が羨む』とかは全く知らなかったです。『弦は千年、亀は万年』から出来たことわざで、(鶴は千年も長生きするのに)どんだけ欲深いだ!という意味だそうです。2019/03/20