あなたがスマホを見ているとき、スマホもあなたを見ている。

個数:
電子版価格
¥1,430
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

あなたがスマホを見ているとき、スマホもあなたを見ている。

  • 藤原 智美【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • プレジデント社(2017/12発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 65pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833422581
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

するどく時代を切り取る芥川賞作家が綴る、ありふれた日々の暮らしにスパイスを振りかける珠玉のエッセイ69選。

目次

1章 披露宴2次会、新婦がひとりスマホに見入る。(披露宴2次会、新婦がひとりスマホに見入る。;リアルに愛想笑いして、ネットで本音をぶちまける小心。 ほか)
2章 マドリードでもバンコクでも東京でも、同じシャツを着ているって、世界中どうかしている。(マドリードでもバンコクでも東京でも、同じシャツを着ているって、世界中どうかしている。;今朝、袖を通したジャケットは、見えない場所から脱兎のごとくやってきた。 ほか)
3章 公衆電話ってなんですか、と二十歳の女子が真顔できく。(公衆電話ってなんですか、と二十歳の女子が真顔できく。;電子手帳にはスケジュールがあるが、手書きの手帳には物語がある。 ほか)
4章 昼下がりの駅からのどかさがなくなり、傘を素振りするゴルフおやじも消えたこの頃。(昼下がりの駅からのどかさがなくなり、傘を素振りするゴルフおやじも消えたこの頃。;もう一度、むせかえる花の匂いに狂いたい中年男の「生き直し」。 ほか)
5章 人混みが嫌いだといいつつ、群れのなかに加わる安心感。(人混みが嫌いだといいつつ、群れのなかに加わる安心感。;夕暮れ、赤いバラは黒ずみ、木々の緑は踊りだす。 ほか)

著者等紹介

藤原智美[フジワラトモミ]
1955年、福岡市生まれ。フリーランスのライターを経て、90年に『王を撃て』で小説家としてデビュー。『運転士』で第107回芥川賞受賞。小説創作とともに『暴走老人!』『スマホ断食』などのノンフィクションを発表し、新聞・雑誌でのエッセー連載を行うなど、幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

189
気軽に読める新聞コラム集。なぜ人は危険を犯してまで小さな画面を見つめ歩くのか。そのエッセイが本題となる。情報の暴走が起こり感情が零れ落ちていく。意識的に断食をして囚われているものから視線をそらそうか。街を歩くと不思議な光景が映る。にわか雨。濡れることを気にしすぎる私たちは生きづらくなっていないだろうか。違和感は過去の自分自身から湧き立つものか、世間の異変か。もう袖を通さないと決めた服を脱ぎ、取り外したボタンを瓶に詰める。手に入れた時の喜びを忘れ、手放すときに内省する。過去に浸るのは疲れているからだろうか。2023/06/15

フクミミ

24
著者と年齢も近いので、おっしゃる事よ~くわかります。 近い将来、使える機械が少なくなって情報から取り残されることもあるのかも。デジタル断食、いいかもね。2018/01/12

G-dark

18
タイトルにドキッとして読んでみました。結婚披露宴の二次会で歓談そっちのけでスマホに見入る新婦。リアルでは愛想笑いをして、ネットに本音を書き込む人。肉眼で楽しむことそっちのけで、スマホやタブレットで写真を撮りまくる人。部屋には思い入れが無く、暮らしのプライベートな部分はすべてスマホの中にある若者。などを含め、著者が昨今の社会に感じた率直な気持ちを綴ったコラム集です。現実世界とスマホの中の世界の大切さが逆転し、スマホの中の世界こそがリアルになっているのではないか…?ということにこの本を読んで気づかされました。2018/09/27

彩灯尋

11
表紙の猫につられて。さっくりと読めたし、面白かった。スマホ依存な自分がデジタル断食をやったらどんなことに時間を費やすのか気になるところはあるけれども、きっと12時間くらいが限度だと思う。2018/06/13

あいし

9
図書館で見つけて読了。使っているようで使われている気がしてきたお年頃。デジタル断食・・・してみようかなと思いつつ、デジタルでこれを書いている矛盾。便利になれてしまうと、なかなか不便には戻れないかも。文字が大きくて読みやすかった。2018/03/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12466257
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品