出版社内容情報
わたしの外は広い、内は深い。
大ヒット『哲学用語図鑑』の続編が満を持して登場!
目次
中国哲学(年表;人物紹介;用語解説)
日本哲学(年表;人物紹介;用語解説)
大陸哲学(年表;人物紹介;用語解説)
英米哲学(分析哲学)(年表;人物紹介;用語解説)
付録
著者等紹介
田中正人[タナカマサト]
1970年生まれ。ロンドン芸術大学ロンドンカレッジ・オブ・コミュニケーション卒業。MORNING GARDEN INC.において、グラフィックデザインを中心に書籍の企画、製作を行う
斎藤哲也[サイトウテツヤ]
1971年生まれ。編集者・ライター。哲学・思想から経済・ビジネスまで、幅広い分野の書籍の編集や構成を手がけるとともに、書評・ブックレビューなども執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
37
地元図書館より。秒速名刺営業をした。中国、日本の哲学を知りたいものだ。前半になる。鄒衍(すうえん)は五徳終始説、自然現象と社会現象は連動とのこと(021頁上段)。許行は君主も耕作せよ、自給自足(022頁下段)で安藤昌益を彷彿とさせる。公孫竜は白馬(名家の色と形の複合概念056頁)は馬にあらず、論理的に思考しよう(023頁上段)。そして、彼らが諸子百家のなかでの位置づけが029頁のイラストとなっているので、時期がわかる。克己復礼は礼の実践、心に仁を守ること(033頁)。2021/05/26
ひろぞー
25
おもろかった!…意味分からんのも多々あったけれども。日本に関することもあって興味深く読んだ。やっぱり自分達の習慣に根付いてるしね(*´꒳`*)導入本として分かりやすく哲学について、もっと学びたくなる一冊だった。絵も分かりやすい。2017/11/07
ころこ
22
多くを占めている分析哲学は学者の議論が比較的独立しているので、前著「哲学用語図鑑」ほどビジュアルに頼りません。そこは魅力半減ですが、率直に言って初めて名前を知る学者もいましたので、ウルトラマンや仮面ライダーの怪獣・怪人図鑑のように、折に触れて参照することが多くなりそうな本です。2018/02/05
そんれい
17
中国や日本の哲学は、なんとなく馴染みがあるので読みやすかった。特に荘子の「善悪、美醜、優劣、真偽などの区別は人間が勝手に作った差異であって本当の姿は、『万物斉同』(私と私以外のもの全ては同一)」という考えは、面白い✨2020/01/29
まま
17
続編も図書館本で流し読みというか内容吟味。前巻と合わせてじっくり読もうか2019/10/24