内容説明
グローバル化を進める最大のカギは人材にある。「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナーが登場!
目次
第1章 現代の日本企業のグローバル戦略(日本と世界を区別しなかったホンダ;グローバル化しやすいアメリカ企業;新興国のグローバル企業と組む方法もある ほか)
第2章 LIXILのグローバル戦略(GEで学んだ経営とリーダーシップ;なぜ「五社の統合」が必要か;売上の海外比率を高める ほか)
第3章 世界のどこにビジネスチャンスがあるのか(今後約三五年で世界のGDPは約三倍になる;二〇五〇年までに日本に起こること;「時代換算マップ」で海外戦略を立てる ほか)
著者等紹介
大前研一[オオマエケンイチ]
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりりんワイン漬け
8
考えるためのヒントを居酒屋でお話ししているときに得た!って感覚です。それ以上もそれ以下でもありません。が、非常に面白いですよ。特にコンサルテーションという窓の外からではなく、中でもみくちゃにされながら、コンサルタントが望む知恵を身に着けてきたLIXILグループ藤森相談役のお話はとても興味深かったです。2016/07/23
中島直人
5
(図書館)読了。特に新しい発見はなく、刺激は得られず。2018/10/27
kiki
5
日本企業がグローバル化しない理由。意外と単純なことが挙げられているが納得することが多い。単に経験が少ないこと、自国という狭いサークルで企業人材を抱えていること、ビジネスモデルのサプライチェーンを世界に広げていないことなどが挙げられる。スイスを例に挙げると、自国が小さいからこそ他国が一部署としての役割となる。日本の場合は自国から海外事務所への派遣とるるが、海外企業は現地採用で現地本社のため現地ルールを熟知している。スイス企業は海外赴任となる場合、子供の教育では寮生活確保、妻の現地職場の確保も当然にある。2017/01/04
Yuji Terazawa
3
【 2016年読書日記・その36 】 国内市場が大きかったがために、あるいは国内競争がし烈だったがために、世界を相手に商売をするという発想が希薄だった日本企業。 出遅れた感のある日本企業のグローバル化、どのような方策を以て望めばよいのか。 自分たちだけで全て行おうと思わないこと、海外の人々とのネットワークを構築し活用すること。 …などなど、色々な提言が並ぶ。2016/11/28
モビエイト
2
海外戦略も結局は人材だと思いました。日本は人口減になり市場的にも成り立たなくなるので海外に進出していかないといけない時期になったのだと思いました。リクシルの藤森さんの項があったのも個人的には嬉しかったです。2017/01/23
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