内容説明
広島という一地方都市に誕生し、地元のひとびとに支えられてきた“貧乏球団”、永い低迷を強いられた“弱小球団”が、創設26年目にしてつかんだ初優勝。はじめてまとめられた伝説の一日の物語。
目次
第1章 夢のような時間に(決戦の朝;根本陸夫の教え ほか)
第2章 『盟主』の庭で(後楽園にあらわれた異界;攻守交代した主役たち ほか)
第3章 機動力野球へ(天性のリードオフマン;初優勝への扉を開いたタイムリー ほか)
第4章 西から昇った太陽(闘志に火を点けたミットタッチ;ライバルの自覚 ほか)
著者等紹介
堀治喜[ホリハルヨシ]
1953年長野県生まれ。広島の県北に野球場を手作りした自らの体験を綴った『わしらのフィールド・オブ・ドリーム』(メディアファクトリー)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
購入済の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
4
カープがセリーグ初優勝を決めた試合の全記録。大下、三村、ホプキンス、山本浩二、衣笠、シェーン(!)、水谷、道原、外木場、皆懐かしい。2018/09/10
まわる
3
当時わたしは生まれていない。が、当時のカープファンの浮かれっぷりは想像できる。負け犬根性では勝てないってことですよね。2016/10/09
りんご好き
2
初優勝については優勝の瞬間の短い映像しか見たことがありませんでした。この本を読むことで当時の燃えるような雰囲気が伝わってきます。 この本が今年出版されたことに何かを感じます。今年のカープの勢いはもしかして1975年の再現ではないかと…2016/06/10