溶岩革命―ジュエリーから砂漠緑化まで 都市を冷やせ、壁面緑化に挑んだ男の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833419703
  • NDC分類 511.44
  • Cコード C0034

内容説明

富士山の麓にコンクリートブロックは似合わない。原風景への想いが、溶岩ブロックの開発につながった。三面張り護岸の改修のために新製品の開発が求められた。私は“首都高を世界一の環境ハイウェイに”と訴えた。東急ハンズ渋谷店前で緑の壁をつくる。溶岩とアロマを使い、香りを身に纏うジュエリーを開発する。砂漠の緑化をめざし、アラビア半島へ。

目次

はじめに―溶岩の秘められた力
第1章 なぜ、溶岩なのか―多孔質環境と溶岩台地(溶岩との出会い―富士吉田口登山道の出発点「北口本宮富士浅間神社」;写真とヨットが私の原風景を育んだ ほか)
第2章 持続可能な製品開発に挑む―ビオボードとビオフィルムを開発(溶岩ブロックを改め多孔質環境ブロックに;ビオボードを開発―既存構造物を解体せず、壁面緑化に挑む ほか)
第3章 川から道へ、新たな出会いとチャレンジ―首都高速道路の壁面緑化に挑む(川から道へ、それは首都高速築地川擁壁の壁面緑化募集にはじまった;水の道から陸の道へ、かつての川は高速道路と同じ役割を担っていた ほか)
第4章 見つめているのは二二世紀の地球―溶岩が地球環境を救う(壁面緑化の普及をめざす「グリーン広告ビジネス」;春の小川の舞台で、ビオフィルムを使って渋谷川の護岸を改修 ほか)

著者等紹介

佐藤俊明[サトウトシアキ]
エコプロデューサー。日本ナチュロック(株)代表取締役。1948年山梨県富士吉田市生まれ。コンクリートと天然石を複合させたビオトープ型環境製品「ナチュロック」を開発。1999年にプレキャスト製品の国際会議BIBM(ヴェネチア)で溶岩を複合化した環境製品の論文を発表。環境土木のリニューアル製品「ビオボード」「ビオフィルム」などの普及活動で、地球温暖化対策やビオトープの復元を視野に入れた「22世紀の美しい地球」をめざしている。2009年にビバリーヒルズで開催されたアカデミー賞VIPパーティーで、“エコロジー・健康・癒し”をテーマにした「ナチュロック溶岩ジュエリー」を発表。サンタモニカのセレクトショップ「フレッドシーガル」で先行発売され、日本国内では2010年の「国際宝飾店」で発表

石川正洋[イシカワマサヒロ]
1957年北海道生まれ。1982年明治学院大学社会学部卒業。大店法・都市再開発法関連の専門紙記者、ランドスケープ・エコロジー関連の雑誌編集者を経て、1998年にフリーランスの編集者・ライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Humbaba

1
短時間で発展したものは、より短い時間で没落していく。世の中は常に移ろいゆく存在であり、ずっと同じ方法で勝ち続ける事はできない。それでも、根本に流れる理念を大切にして、実現方法をより社会に受け入れられる形にして小さな機会でも手を抜かずにいれば、やがて陽の目が当てられることもある。2013/06/28

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