内容説明
日本企業をケースに超実践的な理論と手法を解説。トヨタ、松下電器、シャープ、アサヒ、花王など代表的な企業8社を取り上げて、コトラー、ドラッカー、ポーター、レビットなどの理論も活用し分析、解説する“実学マーケティング”。
目次
第1章 代替品が勝つためのマーケティングの必須ポイント―キリンビール「淡麗“生”」の成功
第2章 企業ブランド力を高めるソサイエタル・マーケティング―アサヒビールのゴミゼロ工場戦略
第3章 トップシェアを追撃するための差別型マーケティング―キリンビール「フルライン戦略の教訓」
第4章 ヒット商品を生み出すには“消費者の合理性”を知れ―アサヒビール「マーケティング企業」への体質転換
第5章 “勝ち組”になるマーケティングの戦略的手法―松下電器の「営業の論理」への組織改革
第6章 トヨタが実践するカスタマイズド・マーケティング―カスタムカーによるカイゼンの推進
第7章 感動を与えるサービス業マーケティングとは?―東京ディズニーランドの“真実の瞬間”
第8章 優良企業「花王」を築いた流通チャネル戦略―販社制度による乗直流通システムの構築
第9章 消費者が気付かないニーズをつくり出すシャープの技術革新―液晶技術によるテクノロジー・オリエンテッド
第10章 クレーム客を生涯顧客にするリレーションシップ・マーケティング―帝国ホテルが実践する顧客満足のためのリスク管理
著者等紹介
片山又一郎[カタヤママタイチロウ]
1941年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒、同大学院商学研究科博士課程修了。高千穂大学商学部教授
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