内容説明
弟子や「そばの仲間たち」が語る「竹やぶ」と阿部孝雄の魅力。
目次
序章 六本木への出店(六本木への出店―ニューウェーブのそば屋としての総決算)
第1章 「竹やぶ」のそばとは(そば職人への道;「江戸前」のそば ほか)
第2章 「そば打ち」を育てる(「竹やぶ」を巣立った職人たち;彼らは「竹やぶ」で何を学んだか―修業した男たちの証言 ほか)
第3章 恵比寿店と箱根店(恵比寿店、十年の歴史を閉じる;「リゾートそば屋」箱根店 ほか)
第4章 いいそば屋、素敵なそば屋(そば屋を食べ歩く―心に残ったそば屋;「仲間」と呼びたいそば屋 ほか)
第5章 人生の最終章に向けて(これまでに出会った人たち;「上手に食べる」ということ ほか)
著者等紹介
阿部孝雄[アベタカオ]
昭和19(1944)年、新潟県中蒲原郡村松町生まれ、十八歳の時、集団就職で上京。二年後、「池の端藪蕎麦」に入店。一年十ヵ月の修業の後、昭和41年、千葉県柏駅前に「竹やぶ」を開業。五年後、道路拡張のため移転を余儀なくされ、一年間休業。この間に手打ちを学ぶ。翌年柏駅前のビルのワンフロアで営業を再開。昭和57年、自然に囲まれた環境を求め、手賀沼を見下ろす丘へと店を移す。駅前時代から始めていた石臼による製粉をさらに深化させ、玄そばからの自家製粉に着手。その後も手挽きの田舎そばなど新たなそばの世界を打ち出してニューウェーブの旗手と評判を得る。平成5年に「恵比寿竹やぶ」を開店(平成15年3月閉店)、平成14年は三店目となる「箱根竹やぶ」をオープン。平成15年4月、六本木ヒルズに「六本木竹やぶ」を開店
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