内容説明
NTTをはじめ、数々のビッグプロジェクトを手がけてきたPAOSが、20年余の研究と実践から構築した開発メソッドの詳細をついに公開。
目次
シンボリック・アウトプット(記号化社会とシンボリック・アウトプット;シンボリック・アウトプットとしてのCI開発)
CI開発計画(CI開発計画の基本フロー;CI開発計画における調査;CI戦略仮説の立案;概念のプレゼンテーション;プランニング・マネジメント)
個別戦略開発計画(理念の開発;コーポレートコミュニケーション〈CC〉戦略の開発;社名とコーポレートブランドの開発;VIS〈Visual Identity System〉の開発;新事業の開発;体質改善策の展開;その他の個別戦略の開発)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
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顧客は、企業の中身を信用することで、企業が生む商品やサービスの品質を信用する。企業の中身に共感することで、顧客自身のアイデンティティを支えるために、その企業が生む商品を身につけ、サービスを享受する。 1989年12月4日に発行された本なので、既に29年の歳月が経過しているわけだが、その内容には、まったく古さが感じられず、まさに閉塞感が溢れる今において、企業が顧客に対して、企業の中身を、なぜ伝えていかなければならないか、どのように伝えて行けばいいのかが、記述されている。 2018/05/13