目次
序論―法哲学の「躓きの石」と規範理論
第1部 規範(規範と言語;非認識説批判;命法・理由・規範;規範と真理)
第2部 法命題(法実証主義者の法命題の理論;R.ドゥオーキンの法命題の理論;法と法命題)
付説 対応説的真理概念再考
後記―先達の遺戒と後進の審問に応える
著者等紹介
井上達夫[イノウエタツオ]
東京大学名誉教授法哲学専攻。1954年大阪に生まれる。1977年東京大学法学部卒業。東京大学助手、千葉大学助教授を経て、1991年東京大学大学院法学政治学研究科助教授、1995年より2020年3月まで同教授。主な著作『共生の作法―会話としての正義』(創文社、1986年、サントリー学芸賞受賞、増補新装版、勁草書房、2021年)、『法という企て』(東京大学出版会、2003年、和辻哲郎文化賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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