内容説明
戦後世界における経済的相互依存の深化は各国の政治的自立にどんな影響を及ぼしてきたか、国際収支不均衡是正問題に焦点をあて、各国とりわけ日本の政策選択の特徴を摘出し、国際協調と国家主権の相剋問題を展望する。
目次
序章 経済的相互依存の深化と国家の政策選択の分析視角
第１章 国際収支不均衡問題と是生政策の選択
第２章 国家の政策選択の分析
第３章 ブレトン・ウッズ体制における日本の政策
第４章 一九七七―七八年の国際収支黒字是正問題と政策選択
第５章 プラザ合意後の政策選択
終章 経済的相互依存と国内的要因
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