内容説明
わたしは長年議員とか市長という、いわゆる公職人生を歩んできたので、こういう人生を送った者の経験談や人生観についての一例を世間の皆さんにお話しするのも一つの役割ではないかと思い、本書を著す気になった。…政治の経験者として人間社会がより複雑な問題を抱え、ガバナンス(統治)の役割の難しさが増したことを認識する一方、社会正義や善なる心への夢や希望を追うのが政治の本質であり、それを政治家に託す人々も実に大勢いるということを世間に発信したくなった。
目次
序章 走れメロス 愛知県知事選挙に挑戦
一 祖父母の遺言 三千の話
二 少年期から青年期にかけて わが人生のスタート
三 故郷の家業を継ぐ
四 政治の世界へ
五 県議選に出馬
六 愛知県議時代
七 細川護煕さんとの邂逅
八 犬山市長選挙
九 犬山市長時代
十 地方分権と医療介護問題 健康館の建設
十一 犬山市のビジョンと河合雅雄さんとの出会い
十二 城下町再生物語と犬山城主の思い出
十三 行革の本丸“教育改革”
十四 失意をのりこえて
十五 衆議院議員に当選、政権交代に参加
十六 国会議員として
十七 民主主義と議会改革についての提言
十八 ドン・キホーテin犬山
十九 故郷の山河はありがたきかな
対談 地方を“民主主義”を育てる学校に 北川正恭(元 三重県知事)×石田芳弘
著者等紹介
石田芳弘[イシダヨシヒロ]
1945年、犬山生まれ。1969年同志社大学商学部卒。大学卒業後、家業の酒店を継ぐ。1973年江〓真澄衆議員議員の秘書となる。1983年に愛知県議会議員に当選(犬山市選挙区)。1995年犬山市長に当選。以後、連続3期市長を務める。2007年愛知県知事選挙に立候補するも落選。2009年、衆議院議員に当選。2012年中部大学客員教授ユネスコ・ESD担当。2013年、至学館大学コミュニケーション研究所所長(日本の祭研究)。「犬山祭保存会」会長を長年務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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