内容説明
分断され閉塞する“個の社会”からの脱却の糸口を、伝統的・宗教的な“集の社会”の価値観にさぐる。
目次
第1部 集の社会とその信仰(旧村落共同体の構造;地下の霊的世界)
第2部 個の社会とその信仰(個の社会の諸集団;個人共同体の死者供養;既成宗教の単立化;超宗派連合による教化救済;神秘主義を中心とした宗教)
第3部 自立した個人の集合体(共生社会の再建;教団の共生の精神)
著者等紹介
川上光代[カワカミミツヨ]
1945年京都市生まれ。1986年愛知学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1986~88年南山宗教文化研究所研究員。幼稚園教諭や新聞記者などの傍ら、民俗学、宗教学、仏教学の研究を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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