内容説明
川は、水系・流域の人々の暮らしと深く結びつき、いにしえの文化とも深くかかわってきた。苦渋と豊穣をもたらした永い歴史をひもとき、河川と人のかかわりの大切さを、次世代に引き継ぐために。
目次
1 四国の主な河川と野中兼山の利水
2 岡山三河川の治水と用水
3 出雲神話にみる古代のたたら製鉄と治水
4 筑後川水系の沿革と古代ロマン
5 熊本の河川用水とダム問題そして石橋と石造水路橋
6 木曽三川の治水と水利用
7 利根川上・中流域の利水と水質への対応
8 那珂川の流れと那須野が原の用水
著者等紹介
山本善稔[ヤマモトヨシノリ]
昭和12年(1937)高知県生まれ。大阪工業大学を卒業後、大阪市水道局、監査事務局を経て、平成8年水道局技術監を最後に退職。その後、水に関する会社を経て、現在は設計コンサルタントなどの顧問をしながら、大阪水道記念館のアドバイザー、(NPO)よどがわ・水研究会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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