内容説明
内田百〓(けん)先生にならって、「用事もないけれど、汽車に乗って」みる旅へ。あこがれのシベリア鉄道にはじまり、アジア、中欧、オセアニアと世界各国の鉄道に乗り込み、交通学者ならではの観察力で描く異国版「阿房列車」の旅。
目次
第1章 豊饒の大地シベリア列車紀行
第2章 ベトナム世界遺産めぐり列車紀行
第3章 午睡の中に過ぎる関中平野―中国隴海線列車紀行
第4章 海陸一気通貫、バルト海列車の旅
第5章 中欧3都、列車三角旅
第6章 ふらっと豪州、阿房列車
第7章 “陸路を往く人”という名の列車
著者等紹介
竹内伝史[タケウチデンシ]
1944年愛知県生まれ。函館ラサール高校卒、名古屋大学工学部、大学院修士課程(土木工学)修了後運輸省に入省。1970年名古屋大学に戻り、中部工業大学(後に中部大学)の教員を経て、97年より岐阜大学地域科学部教授(2010年3月定年退職予定)。一貫して交通計画・都市計画・交通政策・社会基盤整備論を専攻。この間、教壇に立つかたわら、国の国土審議会・運輸(交通)政策審議会・地方交通審議会の各種委員、岐阜県・名古屋市・春日井市の都市計画審議会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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