朝鮮王朝後期史研究

朝鮮王朝後期史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 369p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784833150989
  • NDC分類 221.05
  • Cコード C1022

内容説明

本書は「朝鮮王朝後期史研究」と題してこれまでに発表した李氏朝鮮時代後期に該当する時期の主要な論稿九篇と附篇の史料・文献紹介一篇を収録したものである。朝鮮時代後期に該当する研究として「文禄の役」当時、沙也加なる日本人武将が朝鮮王朝側へ帰順した賜姓名慕夏堂・金忠善、孝子・烈女の復戸(役免除)、1453年の靖難功臣の一人である武人宋益孫の土豪的性格、17・8世紀の両班「戸籍」に見える率居(奴隷)と外居(農奴)奴婢の分布、地域社会における土姓勢力と外来姓との比率、八道地理誌李重煥著『択里志』の異称名やその原本、「木版八道総図」の年代考証等の問題を中心に各方面から分析解明を試みたものである。

目次

慕夏堂 金忠善研究(『大丘邑誌』史料からの検討;人物存否論学説の検討)
李朝旌表者役免除の一研究―特に孝子・烈女の復戸を中心に
靖難功臣宋益孫の土豪的性格―功臣罷職をめぐる王と文・武の対立
十七・八世紀安東・星州両班「戸籍」の一検討―率居及び外居奴婢の分析
李朝中期晋州牧内の身分別居住地域と姓氏に関する一考察―土姓と寓居姓氏との身分別割合
李朝後期晋州牧内の身分別居住地域と姓氏に関する一考察―土姓と寓居姓氏との身分別割合
李朝時代の「木版八道総図」について―一枚の木版古地図考証を中心に
『択里志』の異名について―附・文献目録
附篇 史料・文献紹介

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