内容説明
湊の歴史的変遷をたどり、取り巻く地域の時代状況を知る。全国に分布する数千ともいえる湊は、時代や地域の有り様を映す鏡のような存在である。その地層の積み重ねを読み解くことで、湊を取り巻く時間・空間の一端を明らかにすることができる。
目次
第1章 歴史と地理の視点から日本の湊を読み解くアプローチ
第2章 北海道地方沿岸の箱館湊・小樽港・苫小牧港の歴史と地理
第3章 東北地方沿岸の土崎湊・酒田湊・石巻湊の歴史と地理
第4章 関東地方沿岸の那珂湊・銚子湊・神奈川湊の歴史と地理
第5章 北陸地方沿岸の新潟湊・新湊・敦賀湊の歴史と地理
第6章 東海地方沿岸の清水湊・吉田湊・桑名湊の歴史と地理
第7章 近畿地方沿岸の舞鶴湊・明石湊・有田湊の歴史と地理
第8章 中国地方沿岸の浜田湊・下津井湊・赤間関湊の歴史と地理
第9章 四国地方沿岸の撫養湊・浦戸湊・三津浜湊の歴史と地理
第10章 九州地方沿岸の鶴崎湊・八代湊・鹿児島湊の歴史と地理
著者等紹介
林上[ハヤシノボル]
1947年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科史学地理学専攻、博士課程修了、文学博士。名古屋大学名誉教授、中部大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イツシノコヲリ
2
「日本の都市と川」の湊版。近世と近現代にかけての湊町の機能の変化を主題とする。各湊町について詳しく扱われているのは良いが、図を多くして、町歩きに使えるようにできたらよいと思う。筆者は最初に湊町の多様性を強調し、港町を地理学的な類型でまとめることをしていないが、やっぱり個人としては、地理学的に港町は空間としてどうなのかが気になる。近現代では都市と港町の関係が「都市と港湾の地理学」にまとめられている。2026/03/06
Go Extreme
1
中世水運 近世海運 湊町 港湾機能 列島規模 物流ネットワーク 地域社会 流通構造 海域世界 河岸 浦 船持 問屋 水上交通 内航路 北前船 西廻り航路 東廻り航路 瀬戸内海 日本海沿岸 太平洋沿岸 河口湊 領主権 運上 商品流通 蔵米 塩 廻船 船頭 水主 積荷 寄港地 市場圏 口留番所 境界領域 民俗 信仰 景観 近代化 都市形成 2026/02/03
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