内容説明
都市は、自然から人文にいたる複数の属性が相互に深く関連しあい存在する。“大都市=名古屋圏”の背景に広がる歴史・経済・文化・人…から都市の全貌を読み解いた「都市地理学」の成果。
目次
第1章 名古屋圏の地形環境と地理的条件
第2章 集落の形成と交通・産業の発展
第3章 戦後の都市復興と交通・生産基盤の整備
第4章 工業化による経済発展と都市構造
第5章 商業の歴史的発展と都市構造の変化
第6章 サービスの機能と多様なサービス空間
第7章 住宅地の選択と居住環境、居住スタイル
第8章 コミュニティ、環境問題、まちづくり
第9章 生活文化、地域文化、ものづくり文化
第10章 都市計画の歴史、社会経済的背景と将来
著者等紹介
林上[ハヤシノボル]
1947年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科史学地理学専攻博士課程修了、文学博士(名古屋大学)。名古屋大学名誉教授。現在、中部大学大学院国際人間学研究科歴史学・地理学専攻人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くしろ
1
東京圏、大阪圏について語られる本は多くみるものの名古屋圏を対象に語る本は珍しく、俯瞰的に自分の住む土地について見ることができた。卒制用インプット。2021/09/26
佐藤丈宗
1
名古屋を中心としたヒト、モノ、カネ、情報の行き交いによって形成されている空間「名古屋圏」。都市地理学の観点から、その歴史と特徴を読み解いていく。あまり注目されない都市地理学という分野だが「名古屋圏」という空間設定も相俟って抜群に面白い。このレベルの本がこの値段(2200円)で読めるのは安い! 名古屋圏に土地勘を持っている人が読めば目から鱗が落ちることの連続だ。2017/03/03
ぺっちゃ
0
知りたい内容が載っていなかったので、未読。(図書館)2020/01/26
こずえ
0
戦国時代の知識どまりしていた東海地方というか名古屋近辺の都市形成とかについてコンパクトにまとまっていてよかった2018/05/05
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