目次
6 デンマーク語ホイスコーレ(デンマークらしさと母語のための請願;国立デンマーク語ホイスコーレの概念 ほか)
7 ソーア・ホイスコーレ設立のために―クリスチャン八世への書簡
8 デンマークへの祝賀(デンマーク人の愚かしさ;デンマーク語ホイスコーレ)
9 補禄(小論説、草稿、異文断片)(ロンドンの大学とソーアのアカデミー;ロンドンの大学とソーアのアカデミーについて ほか)
著者等紹介
グルントヴィ,N.F.S.[グルントヴィ,N.F.S.] [Grundtvig,Nikolaj Frederik Severin]
1783‐1872。近代デンマークを代表する思想家、詩人であり聖職者、政治家。宗教的には書かれた聖書よりも、語られる「生けることば」による「相互作用」を原理として伝統的なルター派神学を批判し、覚醒神学のリーダーとなる。他方で、「生の啓蒙」の理念を提唱して信仰から世俗的世界を解放し、「歴史・詩的な」直観知の領域を開く。それは「フォルケリ・ホイスコーレ」に具体化されて、デンマークをはじめとした北欧諸国の社会文化形成や教育思想に重要な足跡を残した
小池直人[コイケナオト]
1956年、群馬県生まれ。名古屋大学情報科学研究科に勤務。社会思想、北欧社会研究を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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