目次
現代ジャーナリズム研究の最前線へ―ヴェトナム戦争報道を分析する(岩間優希)
地図から消えた国に心を奪われて―ユーゴスラヴィア探求への歩み(栃井裕美)
ナナムイの森とともに―沖縄の神々と御嶽と人に学ぶ(平井芽阿里)
歴史学から経済思想史へ―高橋亀吉研究への私の歩み(影浦順子)
あとがきに代えて―終焉したあるゼミのこと
著者等紹介
岩間優希[イワマユウキ]
専門はマス・コミュニケーション研究、戦後国際関係史、ヴェトナム戦争報道。現在、立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、中部大学国際関係学部・人文学部歴史地理学科非常勤講師(「社会思想史」「アジア史の文献を読むB・C」)、NHKアーカイブス・トライアル研究員。2005年3月中部大学国際関係学部国際関係学科卒業(卒業論文「チェチェン戦争と日本のジャーナリズム」中部大学国際関係学部長賞最優秀卒業論文賞を受賞)。2007年3月同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士前期課程修了
栃井裕美[トチイヒロミ]
専門はユーゴスラヴィア現代史・ユダヤ史、旧ユーゴ諸国の亡命文学・紛争表象、セルビア文学。現在、千葉大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員。名古屋グランパス公式セルビア語通訳。2003年3月中部大学国際関係学部国際文化学科卒業(卒業論文「ミロシェヴィッチ政権再考」中部大学国際関係学部優秀卒業論文賞受賞)。2004~2007年セルビア政府奨学生。2007年12月ベオグラード大学哲学部社会学専攻修士課程修了
平井芽阿里[ヒライメアリ]
専門は文化人類学、民俗学(沖縄の民俗宗教と村落祭祀、愛知県の沖縄系コミュニティ)。現在、京都大学大学院文学研究科グローバルCOE研究員、中部大学人文学部日本語日本文化学科・歴史地理学科非常勤講師(「民俗調査研究法A、B」、「文化人類学入門」、「民俗学入門A、B」)、関西学院大学社会学部非常勤講師(「異文化コミュニケーション」)。1999年3月沖縄県立宮古高等学校普通科卒業。2003年3月中部大学国際関係学部国際文化学科卒業(卒業論文「“ウムクトゥ”を伝えゆく人々―琉球弧における“ユタ”の役割についての考察」中部大学国際関係学部長賞最優秀論文賞受賞)
影浦順子[カゲウラジュンコ]
専門は高橋亀吉研究、日本マルクス主義史、近代日本経済思想史。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士後期課程。2007年3月立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。2009年3月中部大学大学院国際人間学研究科修士課程修了
小島亮[コジマリョウ]
現在、中部大学総合学術研究院・人文学部教授、『アリーナ』編集長。1956年、奈良市に生まれる。1979年、立命館大学文学部卒業。1987年、シカゴ大学客員研究員。1988年より政府交換留学生としてハンガリー科学アカデミー社会学研究所で学ぶ。1991年、国立コシュート・ラヨシュ(現デブレツェン)大学から人文学博士号を授与される。ハンガリー科学アカデミー社会学研究所研究員、ハーヴァード大学客員研究員を経て、1993年から95年までリトアニア共和国マグヌス・ヴィタウタス大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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