内容説明
臨済宗中興の祖・白隠禅師による逆説にみちた「般若心経毒語」を解読し(第一部)、文明の根幹を揺るがした“3.11福島原発事故”について思索をすすめる(第二部)。
目次
第1部 白隠慧鶴般若心経毒語―心経著語并頌
第2部 修羅のなかの人間(白隠と沢庵―『不動智神妙録』における禅と剣;ミッドウェー海戦はいかに戦われたか;3・11の失敗―東京電力福島第一原発災害を考える)
著者等紹介
遠島満宗[トオシママンシュウ]
1932年、愛知県生まれ。愛知学芸大学(現・愛知教育大学)哲学教室、同専攻科(心理学)、名古屋大学大学院文学研究科修士課程、愛知学院大学大学院文学研究科博士課程等に学ぶ。曹洞宗東海管区教化センター主監、同センター布教師。NHK文化センター講師、中日文化センター講師。思想の科学研究会会員。大本山永平寺孝順会会員。現在、曹洞宗愛知専門尼僧堂宗乗担当講師。一弓山永張禅寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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