内容説明
軽妙なおかしみとじわじわ染み入る苦味。人生の哀歓を描き出す井口節、ますます快調!第3エッセイ集。
目次
1 老いても脳は進化する
2 学生
3 長男の脳
4 骨折
5 認知症
6 時間の眺め
著者等紹介
井口昭久[イグチアキヒサ]
1970年、名古屋大学医学部卒業後、名古屋大学医学部第三内科入局。愛知医科大学講師などを経て、78年、ニューヨーク医科大学留学。93年、名古屋大学医学部老年科教授。名古屋大学医学部附属病院長をへて、愛知淑徳大学健康医療科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くれよん
19
医師である井口昭久氏って、どんな人?イラストからの印象は神経質そうでスリムな足長おじさん。大学の若い生徒さんからは、お爺さん先生なんて思われて、授業で発した冗談にも笑ってもらえず、って悲しいエピソードを混じえて(私はクスッと笑えました)そんな老年期を迎えた先生のエッセイ。2023/11/28
讃壽鐵朗
2
何となく軽い過ぎる感じの本2019/10/06
紅雨
0
”お医者さんが病院を嫌う理由”にドキッ。そりゃまあ、その通りなんですけれど・・・それを言ったらドコに助けを求めれば?!しかしやっぱり仰せの通りなんだよねぇ。人が人を診察する難しさよ。2016/10/25
ノブ
0
老いに対する姿勢を考え直す機会となった 井口先生の医師としての人生は今後どうなるのだろうか2015/09/22