内容説明
武田信玄、織田信長、伊達政宗などの戦国武将にはじまり、千利休、本阿弥光悦、西郷隆盛、岡倉天心まで―歴史上名の知れた人物21人の手紙を、「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの日本書跡史の第一人者が読み解く。
目次
武田信玄―風林火山の書をもとめて
千利休―侘び茶を模索した男
織田信長―安土時代を切り開いた武将
細川幽斎―名門に生まれた歌学者
木食応其―高野山を救った傑僧
古田織部―謎多き桃山時代の武将茶人
藤堂高虎―桃山から江戸を生きた武将
本阿弥光悦―京都名門町衆に生まれた能書家
近衛信尹―過渡期の苦悩する公家
伊達政宗―東北随一の教養人・独眼竜〔ほか〕
著者等紹介
増田孝[マスダタカシ]
1948年生まれ。71年、東京教育大学教育学部卒業。日本書跡史学専攻。現在、愛知文教大学教授・学長。東京大学文学部非常勤講師。「手紙の会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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