内容説明
医者だって鬱になる。医者だってふつうの人。鬱にもなれば、老親の面倒で四苦八苦。日々患者に寄り添いながら仕事をつづける老年科医師のちょっとおかしく、ちょっとしんみり、いい話。お医者さんがぐんと身近になる。
目次
1 大学医学部
2 機内食
3 長男の憂鬱
4 はてしない老人問題
5 彼女に贈るメッセージ
6 共感する能力を磨いて
著者等紹介
井口昭久[イグチアキヒサ]
1970年、名古屋大学医学部卒業後、名古屋大学医学部第三内科入局。愛知医科大学講師などを経て、78年、ニューヨーク医科大学留学(2年間)。帰国後、名古屋大学医学部第三内科助手になる。93年、名古屋大学医学部老年科教授。現在、名古屋大学医学部附属病院長。日本老年医学会、日本痴呆学会、日本臨床栄養学会理事。2003年度日本老年医学会会長、愛知県介護保険審査会会長なども務めている
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