川喜田半泥子シリーズ<br> 川喜田半泥子シリーズ〈1〉半泥子と楽山堂―「慾袋」の謎を追う

川喜田半泥子シリーズ
川喜田半泥子シリーズ〈1〉半泥子と楽山堂―「慾袋」の謎を追う

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833131339
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C0070

内容説明

古い一枚の葉書が呼び起こした疑問…。二代半泥子である著者が、祖父の遺した謎に迫る。

目次

第1章 半泥子の一生
第2章 謎追い
第3章 訪問記
第4章 楽山堂を尋ねて
第5章 写す・模す
第6章 半泥子の手紙
第7章 破袋
第8章 慾袋
第9章 直し
終章 諧謔の果て

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

15
川喜多半泥子の半生を追いつつ、代表作とされる「慾袋」が本当は半泥子の作ではないという話の嘘か誠かを訊ねていく内容でした。孫筋にあたる方の語り調子の読み物なので、口語が過ぎて、ちょっと読みにくいところもあるのだけど、半泥子の生き様というのが理解できて、また生き方と作風について大変興味深いところが語られているのでとても楽しい。今回は慾袋にかかわったとされる、楽山堂なる人物との邂逅が物語の骨子で、その出会いと人となり、技について感動する部分が多く面白い一冊でした。興味深い。2018/03/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2233663
  • ご注意事項

最近チェックした商品