内容説明
父の用明大王は即位して二年足らずで病没。少年の厩戸王は大臣蘇我馬子に庇護されながら政に関心を示さず、仏法の道へと魅かれていく。竹田王の死により推古大王の後継に選ばれた厩戸王だったが次々と起こる悲劇に心を病み、都から離れた斑鳩で生を終えた。この悩める王族が聖徳太子と呼ばれる聖人に作り変えられることになる。古代史の謎を解く長編歴史小説!
著者等紹介
倉橋寛[クラハシカン]
1961年、愛知県江南市生まれ。南山大学経営学部卒。2000年に「飛鳥残照」で第1回飛鳥ロマン文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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