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内容説明
望郷の思いよ、届け…。日本による植民地支配、戦争、そして南北分断…。幾重もの苦難に見舞われた朝鮮半島に、今も暮らす日本人女性たち。望郷の悲しみをまとい、愛に生きるその人生の物語。
目次
第1部 朝鮮(荒井琉璃子 ソ連軍からの逃避行で家族とはぐれ、朝鮮で暮らすことに。;水田一枝 「朝鮮へ行きましょう!」って私から言ったんです。;片倉裕見子 当時は珍しいトラクター運転手に。;岩瀬藤子 年取ったツボミだけど、きれいな花を咲かせたい。;新井好江 小学校中退なのに「出版物普及所」の所長に抜てき。 ほか)
第2部 韓国(高垣知子 「日本の女が来た」と近所の人が障子に穴を開けてのぞくんですよ。;伯耆田喜久江 韓国人は秀吉に恨みがあるので、祖先が侍だったことは言わないの。;橋田フサ 「どうして船に乗ってしまったのか」と後悔したんです。;T・S 南北分断後に、38度線を三度も行き来する。;山崎繁栄 避難民が山に掘った穴ぐらで、一人で暮らしていました。 ほか)
著者等紹介
伊藤孝司[イトウタカシ]
1952年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。(社)日本写真家協会会員/日本ジャーナリスト会議会員。日本の過去と現在を、アジアの民衆の視点から捉えようとしてきた。アジア太平洋戦争で日本によって被害を受けたアジアの人びと、日本がかかわるアジアでの大規模な環境破壊を取材し、雑誌・テレビ・インターネットなどで発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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