内容説明
四日市公害は過去のものではない。訴訟50年を機に、“公害”の全体像とそれと闘い、抗い続けた人たちに焦点を当て、新たな道筋をたどる手がかりをさぐる。
目次
1 四日市公害との戦い
2 判決以後50年に起きたこと
3 四日市再生のために
四日市公害と文学(和田崇)
「ありがとうは青空が戻ってから言いたい」―野田之一との対話
よしろう小伝
資料編
著者等紹介
伊藤三男[イトウミツオ]
1945年、三重県鈴鹿市生まれ。1968年、立命館大学文学部卒業。以降、三重県立高校の教員(国語科担当)として勤務。2007年、定年退職後も県立・私立の高校で非常勤講師を継続。現在は定時制に勤務。一方、平行して公害など社会問題に取り組む。1971年、四日市公害と戦う市民兵の会に参加。機関誌『公害トマレ』発行。1997年、四日市再生「公害市民塾」を澤井余志郎とともに立ち上げ運営。2015年、四日市公害と環境未来館開設に伴い語り部・解説員となり継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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