内容説明
物価偽装の本質は「政府による詐欺」的行為。生活保護基準引き下げで行われた偽装のからくりをあばく。
目次
物価指数の計算は買い物かごスタイル
3種類の計算方式の原理
3種類の計算方式の変形式
厚労省も後半1年間はラスパイレス式で計算
前半2年間はパーシェ式を使い「計算方式併用」
厚労省の計算表を買い物かごスタイルに変形
生活保護世帯の支出傾向を反映しない計算
テレビやパソコンの生活保護世帯に無縁な事情
統計誤差が大きな欠陥測定システムを選択
「厚労省の計算はロウ指数だからOK」???〔ほか〕
著者等紹介
白井康彦[シライヤスヒコ]
フリーライター/社会活動家。1958年、名古屋市生まれ。1984年に一橋大学商学部を卒業して中日新聞社に入社。ほぼ一貫して新聞記者生活を送り、若い頃は主に経済部、後半は主に生活部に所属。2018年に定年退職。その後は、物価偽装問題に関連する記事執筆や裁判支援活動に全力投球。YouTubeチャンネル“白井康彦”にて情報配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。