内容説明
生きがいとは、人間らしさとは―。高齢者が高齢者として社会参画できる柔軟な社会制度とは。
目次
序章 ポジティブエイジングとサードセクター―高度高齢社会への視座
第1編 ポジティブエイジングへの視座(エイジング研究の新地平―高齢者像の反転;ポスト資本主義の「生活者」社会とシニア世代の人生 ほか)
第2編 ポジティブエイジングへの制度設計(日伊比較によるシニア社会構築への展望―社会的協同組合とNPO法人の比較による考察;社会的企業の制度選択―多様性・共生社会への対応 ほか)
第3編 シニアの生きがい・人間らしさとは何か(文化活動団体の役割とシニア層の参画―一般社団法人名古屋二期会に携わって;シニア労働市場成立の可能性と生きがい)
終章 シニアが輝く21世紀市民社会への希望
著者等紹介
塩見治人[シオミハルヒト]
1943年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程、経済学博士。経済史・経営史専攻。名古屋市立大学名誉教授、名古屋外国語大学名誉教授
安川悦子[ヤスカワエツコ]
名古屋市立大学名誉教授/経済学博士(名古屋大学)、社会思想史・経済学史
安藤金男[アンドウカネオ]
名古屋市立大学名誉教授/経済学史
梅原浩次郎[ウメハラコウジロウ]
愛知大学中部地方産業研究所研究員/博士(経済学、愛知大学)/地域経済・地方財政(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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