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内容説明
いまだ地方出版も地方言論も、その片鱗さえない時代、名古屋に風媒社を設立。ひとり出版の荒野を切りひらき、社会の歪み、矛盾に堂々切り込んだ反骨の出版人・稲垣喜代志。その魂の軌跡を刻む遺稿集、待望の刊行。
目次
心から心へ
エッセイ1 出版をやろうなぞと思うヤツは
エッセイ2 「ものわかりのよさ」こそ最大の敵である
一期一会
わが師、わが友
怪人・唐九郎伝説
著者等紹介
稲垣喜代志[イナガキキヨシ]
1933年、愛知県刈谷市に生まれる。52年、愛知県立安城農林高等学校を卒業。法政大学文学部入学。翌年、同大学法学部政治学科に転部。56年、同大学卒業。学生社に入社。58年、日本出版協会に移籍し、「日本読書新聞」編集部に入る。63年、名古屋市中区に「風媒社」を設立。69年、「NRの会」(現・NR出版会)設立に参加。地方出版の開拓者として幅広く活動。2017年10月28日、84歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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