内容説明
半世紀の歳月と3640億円の巨費を投じられた、巨大公共事業―大滝ダム。国策に消えたふるさとの哀切な記憶をたどり、失われゆく山村史の空白を埋める渾身のルポ。
目次
第1話 美林の里、川上村を訪ねて
第2話 地すべり
第3話 国交省敗訴
第4話 釣りざおの賠償請求
第5話 異変
第6話 ダム後遺症
第7話 手切れ金
第8話 大和豊年
第9話 温故知新
著者等紹介
浅野詠子[アサノエイコ]
1959年神奈川県生まれ。青山学院大学経営学部卒。奈良新聞記者を経てフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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