内容説明
声をあげれば、まちが変わる!「?」の付く政治には“是正請求制度”を利用して異議申し立て!却下の連続もなんのその、“市民自治”実現に向けてたたかい続けた一市民の手記。
目次
0 声をあげればまちが変わる―多治見市是正請求制度とは
1 初めての是正請求―池田保育園の指定管理者候補団体選定及び評価委員会の議事録は事務事業執行情報に該当するし、会議が非公開なので議事録は公開できない。
2 土地の分譲価格を開示請求―土地の分譲価格はトヨタの意向により開示できない。
3 盆踊りとごみ問題―区の盆踊り大会で出たごみは、ボランティア袋(無料)では収集できない。
4 「市政を考える」市民講座はなぜダメなのか―文化振興事業団オープンキャンパスの講座アドバイザー登録を拒否される。
5 公共的団体なのに、どうして?―校区青少年まちづくり市民会議の行事を小学校で行うと使用料が徴収される。
6 納得できない決定を白紙に!―市民参加を十分に踏まえずに「地区懇談会の運営方法などの見直しについて」が決められる。
7 行政の「事実に反する言動」を減らす方策―区長会の録音記録がない。重要な会議のテープは、一定期間保存するよう義務づけて―。
8 誰のための広報紙?―「広報たじみ」に市民の理解しがたい記事が目につく。
おわりに 市民自治の息づくまちへ
00 岐阜県可児市に見る市民自治の取り組み
著者等紹介
早川鉦二[ハヤカワショウジ]
1941年生まれ。1965年、九州大学文学部卒業。1967年、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。同年4月から、愛知県立大学外国語学部で教育・研究(財政学・地方自治)に従事。1997年10月より、98年9月までスウェーデン・ウプサラ大学に留学。2007年3月、定年により退職。愛知県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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