内容説明
たくさんの大切な人々の命が理不尽に奪われる、戦争という悲劇―。それは過去形にできない現在進行形の現実である。平和活動、九条の会に携わる市民たちが、次世代に願いを込めてつづるメッセージ。
目次
シベリヤ抑留学徒兵の回想(大内進)
鮮明なまま遠ざかる戦時の歳月―軍国少年が歩いた道(斎藤孝)
あいち・反戦物語(佐藤明夫)
「平和展」のあゆみと出会い(大東仁)
平和憲法から「ピースあいち」まで(野間美喜子)
熱き人類愛(天野鎮雄;山田昌)
今こそ「憲法第9条」―「あいち女性九条の会」のメンバーとして(青木みか)
憲法9条の現在―東アジア情勢にも触れつつ(森英樹)
著者等紹介
青木みか[アオキミカ]
1923年、三重県に生まれる。九州大学大学院修士課程修了後、名古屋女子大学勤務。1989年、定年退職。現在、同大学名誉教授
森英樹[モリヒデキ]
1942年、三重県に生まれる。京都大学法学部卒業・名古屋大学大学院修了後、1968年から名古屋大学法学部勤務。名古屋大学副総長を経て2006年定年退職し龍谷大学勤務。2011年同大学定年退職。現在名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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