内容説明
“自分らしさ”の呪縛を解く。40年にわたって教育心理学者として教員の養成に携わってきた著者が、日常のさまざまな断面を手がかりに、人が人と生きる意味を軽快な筆致でつづる。
目次
第1章 自分らしく生きる(コンプレックスが人を育てる;人生やってみなければわからない ほか)
第2章 心の窓を覗く(曇った心には何も見えない;心はブラックボックス ほか)
第3章 社会を生きる(先が見えなければ我慢できない;さらに広がる格差とどう付き合うか ほか)
第4章 人と生きる(顔の見えない人間関係を生きる;仮面の人間関係 ほか)
第5章 失敗学のすすめ(生きるワクチン;失敗のワクチン ほか)
著者等紹介
中野靖彦[ナカノヤスヒコ]
1945年、愛知県に生まれる。名古屋大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修士修了。教育学博士。愛知教育大学教授、愛知淑徳大学教授を経て、愛知教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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