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内容説明
昭和初期の日本の山村文化を調べてきた研究者がヨーグルトの国・ブルガリアを旅した。ミルクと肉を食べるという、60年代以前の日本とは180度異なる文化を辿り、現代の食生活を問い直す。
目次
1 農業をたずねて
2 羊飼いとその家族
3 羊からの贈り物―ミルク、肉、羊毛
4 山林に放牧される豚
5 寒い時期のご馳走―豚肉
6 肉を食べるための家畜―豚へのまなざし
著者等紹介
馬路泰藏[マジタイゾウ]
1944年、三重県生まれ。名古屋大学農学部卒業後、名古屋大学大学院農学研究科修士課程修了。修文大学教授・健康栄養学部長、岐阜大学名誉教授。栄養学に関する実験研究、食生活に関する調査研究、食品の機能性成分に関する研究に従事。農学博士。2002年に岐阜県大野郡白川村教育委員会より、硝石製造に用いられた合掌家屋床下の土、焔硝土の化学分析を依頼される。焔硝土の分析結果等をもとにした「白川郷における江戸時代の硝石生産技術に関する研究」に対して、2008年に化学史学会論文賞を受賞
馬路明子[マジアキコ]
1946年、兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業後、奈良女子大学大学院修士課程(食物学)を経て、名古屋大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学(栄養学)。1986~1989年、岐阜市立女子短期大学非常勤講師(食品加工学)。2004年、「白川村の高齢者より近代ライフラインのない時代の生活の知恵を聞いた。一緒に勉強したい」と環境社会学会に入会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。