内容説明
コロンブスが「新大陸発見」を宣言していた頃、すでにアメリカ大陸では500ほどの先住民族が文化的な生活を営んでいた。16世紀に侵入したヨーロッパ人が見た人々は、自然の中にわずかに散在する蛮族ではなく、すでに新大陸のほぼ全域で、特有な世界観、科学、農業、そして洗練された技術を発達させた数千万人という先住民のごく一部にすぎなかった。アンデス・メソアメリカは、その文明発祥の地である。
目次
第1章 アメリカ大陸の歴史と古代文明(いまに生きる古代文化;現生人類の誕生から新大陸への入植)
第2章 古代メソアメリカ文明(アステカ王国;古代文明の曙―オルメカ文化 ほか)
第3章 古代アンデス文明(インカ帝国;アンデス文明の誕生 ほか)
第4章 日本でのメソアメリカ・アンデス文明コレクション(メソアメリカ地域;中間領域・アンデス地域)
著者等紹介
杉山三郎[スギヤマサブロウ]
1952年生まれ。愛知県立大学大学院国際文化研究科特任教授(メソアメリカ考古学・人類学)。アリゾナ州立大学大学院博士課程修了(学術博士)
嘉幡茂[カバタシゲル]
1972年生まれ。愛知県立大学大学院客員共同研究員(メソアメリカ考古学・人類学)。メキシコ国立自治大学博士課程修了(学術博士)
渡部森哉[ワタナベシンヤ]
1973年生まれ。南山大学人文学部准教授(アンデス考古学・文化人類学)。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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