内容説明
地図から立ち上がる三河の原風景と、その変遷のドラマ過去から現在へ―時空への旅にご招待!
目次
1 古地図の楽しみ―時空への旅(元禄の『三河國繪図』;『懐玉三河州地理圖鑑』;『改正参河国全図』;『三河国全図』;『尾三両国図』;吉田初三郎の鳥瞰図;伊能忠敬の地図『伊能図』;豊橋・名古屋(20万分の1地形図)
豊橋地質図(20万分の1))
2 地図で見る三河の歴史(東三河;西三河;吉田初三郎の鳥瞰図)
3 地図は語る、地図と語る(街道の風景;なつかしの鉄路;戦争遺跡をさぐる;自然環境と災害)
著者等紹介
松岡敬二[マツオカケイジ]
1954年生まれ。豊橋市自然史博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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小鈴
19
当たり前と言えば当たり前なんですが徳川美術館で販売している古地図ポスターが尾張ばかりだったので逆に三河の古地図に関心が向かった。やはり三河を知りたければ岡崎に行くしかない。現存する最古の三河の古地図(正保国絵図)は岡崎市美術博物館が所蔵。また、信州と三河を結ぶ中馬街道を経由して塩を運び、五平餅が広がっていった。どこに行っても五平餅がある理由が分かってスッキリ。2016/09/18
どあら
15
図書館で借りて読了。掲載されている写真で、橋の掛かっていない竹島が新鮮だったし、今は無い刈谷の鉄塔や衣浦マンモスプールがとても懐かしかったです。2017/05/03
Naranja
4
東三河の方はあまり馴染みがないが、西三河出身者としては大変興味深く読んだ。相次ぐ合併で何だか地図がつまらなくなってしまったので、地名がたくさんある昔の地図は見ているだけでも楽しいです。うちのリビングにはいまだに15年前に貰った西三河の地図が貼ってあります。岡崎と西尾と豊田が今より小さいです。岡崎の康生の賑わいから寂れゆく様子を見て育ってますので、懐かしい思い出と共に読了。鳳来寺山(1400段超の階段も)や設楽ヶ原古戦場に行きたくなりました。2016/10/06
kaharada
3
豊橋の東田遊郭跡。当時の区画がそのまま残ってるみたい。これは一見の価値ありそう。2017/06/25
ともなりたすく
3
面白かったけど、やっぱり地元民ではないので、ノスタルジーは感じられなかった…うーん仕方ない2017/02/17