内容説明
今にも消えゆきそうな赤児の命を自らの乳で救った松は、夫を失い実の子である好子を「口べらし」のため京都へ送る。厳しい暮らしの中におかれながらも、小さな喜びを見つけつつ生き抜いていく女たちそれぞれの生き様を、交響詩のように描く長編小説。
著者等紹介
松村昌子[マツムラマサコ]
昭和14年石川県白山市生まれ。昭和46年より令和2年まで陶芸活動。この間、日本工芸会正会員。日本陶芸美術協会会員。石川県陶芸協会会員。九谷焼伝統工芸士。一級技能士(陶磁器)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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