内容説明
よく見ると変わった形!?江戸時代は両脚同じ長さ。誰が、いつ、なぜ短くした?兼六園の元所長が謎に迫る。
目次
第1章 そもそも「ことじ灯籠」とは?
第2章 「ことじ灯籠」はいつ設置され、どう変遷したか?
第3章 変わった形の「灯籠」を誰が献上したのか?
第4章 片脚が短くなったのは「いたずら、倒壊」のせい?
第5章 片脚が短くなったのは“どこから見るか”の変化のせい?
第6章 明治天皇の北陸巡幸と兼六園、そして「灯籠」は…?
第7章 難しい漢字「徽軫」に込められた意味とは?
終章 「謎」を解きほぐす中から見えてきたもの
著者等紹介
加藤力[カトウチカラ]
金沢城・兼六園研究会名誉会員(元金沢城・兼六園管理事務所所長)。昭和25年生まれ(新潟県新潟市出身)。昭和49年新潟大学農学部卒業。4月~石川県職員(造園職)として、兼六園、金沢城公園等の都市公園、自然公園、観光、環境教育等の各種業務に従事。平成23年3月金沢城・兼六園管理事務所所長を最後に定年退職。4月~平成31年3月石川県の嘱託職員等として金沢城・兼六園に関する史料収集や講演、解説、案内等業務に従事。平成22年~平成28年金沢大学非常勤(招聘)講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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