権術を弄さず 野心は抱かず―最後の加賀藩主のつぶやき

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  • サイズ 46判/ページ数 369p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833021661
  • NDC分類 214.3
  • Cコード C0021

内容説明

錯綜する幕末維新期の政治・社会情勢を最後の加賀藩主・前田慶寧の回想を借り明快に叙述。加賀藩の維新像と近代日本の始まりを見直す。

目次

第1章 百万石を背負い生まれ育つ―激動の青少年期
第2章 尊王攘夷か公武一和か―まつり事に目覚めたころ
第3章 武門の道を取り失わず―上洛と禁門の変への対応
第4章 戦国割拠状況の氷解に賭ける―三州の興隆を目指さん
第5章 恭順と「列藩の標的」とならん―幕府崩壊と新政府の成立
第6章 加越能三州よ永遠なれ―廃藩へのみちのり

著者等紹介

徳田寿秋[トクダトシアキ]
昭和16年(1941)石川県野々市市押野生まれ。同39年、金沢大学法文学部史学科卒。高等学校教諭、県教委事務局職員、金沢錦丘高校長、金沢泉丘高校長などを歴任。平成14年(2002)3月定年退職後、19年3月まで石川県立歴史博物館長。現在、石川県観光スペシャルガイド、石川県教育文化会議副理事長、野々市市文化財保護審議会会長など。平成20年泉鏡花記念金沢市民文学賞、平成21年全国新聞社出版協議会ふるさと自費出版優秀賞、平成26年瑞宝小綬章拝受、平成28年北國文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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