内容説明
1日も坐禅を欠かさず、修行僧30人と山里に住む全国1万5千ヵ寺を束ねた元トップの到達した境地。
目次
1章 まあ、お茶でも一杯どうぞ(一木一草みな仏さま;この世で悩むのは人間だけ ほか)
2章 坐に親しんでみませんか(朝夜1日も欠かさず坐禅;坐れば心が柔らかく強くなる ほか)
3章 悩み?話してごらんなさい(営業目標にほど遠く夜も眠れない;注意しても直らない部下にいらだつ ほか)
4章 日本人は捨てたもんじゃない(このままいけば愚にほろぶ;お宮さんの境内は小ぎれい ほか)
著者等紹介
板橋興宗[イタバシコウシュウ]
1927(昭和2)年宮城県多賀城村の農家に生まれる。海軍兵学校76期。東北大卒。1953(同28)年渡辺玄宗禅師について禅門に入る。井上義衍老師に参禅。越前市の瑞洞院住職、金沢市の大乘寺住職などを歴任。1998(平成10)年横浜市の大本山總持寺貫首、曹洞宗管長に就任。2002(同14)年輪島市の總持寺祖院住職に就き、現在は越前市の御誕生寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひかり
5
お坊さんのお話。坐禅を組むのが、良いらしい。2023/04/15
すうさん
3
「足の裏で歩む」、良い題です。中身はどれも示唆に富んだ仏教の講和でありどこから読んでも良い内容です。今年の読書メーターの記録はじめには相応しい。ときたまパラパラとめっくて見ようと思います。今年も読書メーターで昨年初めて突破した読破200冊越えを目指したい。2019/01/07
書の旅人
1
仕事の過酷さからパニック障害を発症。しかし、家族は誰も信じてくれなかった…。いろいろあって、その後故郷を捨て他県に移住。病院に通ってみたものの、ただ薬を与えればいいという医者に呆れ、自力で治そうと決めました。発症から10年。失ったものは大きいですが、得たものもある。先日の旅で憑き物が落ちた様に、「俺はもう大丈夫だ」と言葉にすることが出来ました。そんな自分を振り返りながらの読了。中は付箋だらけ。私は無宗教ですが、これからも宗派問わず惹かれた書からの教えと共に、自分なりの仏道を歩いてゆきたいです。2025/05/25
マナティ51
0
猫に誘われて、行ってみたいな、御誕生寺。2014/10/10
lab87
0
「足るを知る」・・・なるほど足りていることに気が付かないと、欲に翻弄される。2020/06/06