仏教の救い〈1〉アジャセ王の帰仏に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 114p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784833019712
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C0015

内容説明

王位を奪おうと父王を亡き者にした太子アジャセは、その罪の重さにおののき、病に陥るが、やがてお釈迦様の教えに帰依してゆく。親鸞がその主著が一部始終を引用した「王舎城の悲劇」を通し、我々が救われるとはいかなることかを、元同朋大学長の池田勇諦師が語る。小松・勝光寺での連続講座を収録。

目次

第1講 なぜ経典を学ぶのか―信心に導き入れる道標(仏教講座立ち上げの願い;「何のために生きるかが問題である」;「時代社会の問題はピンときません」 ほか)
第2講 何を根拠にして生きるのか―己自身ほどあてにならぬものはない(信心という言葉の本来の意味は;「神も仏も信じないが、自分は信じる」;「己れ程頼みにならぬものはない」 ほか)
第3講 真仏弟子の道に立つ―親殺しの悪人とは自分自身のことであった(真実信心の根拠と、具体的な「人」;大信心の讃嘆と「三一問答」;信楽の一念の時、私たちの救いが成立する ほか)

著者等紹介

池田勇諦[イケダユウタイ]
1934(昭和9)年三重県桑名市に生まれる(父は小松市瀬領町出身)。東海同朋大学(現・同朋大学)仏教学部卒業。大谷大学大学院博士課程満期退学。同朋大学教授、同・学長を歴任して、現在は同朋大学名誉教授。真宗大谷派「講師」。三重教区・西恩寺前住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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