内容説明
商家の娘が見聞きした終戦前後の「あの日のこと」。厳しくも大らかだった金沢人。心は仏さんと共にあった。
目次
土蔵デノーテイカッタネェ(土蔵でなくて良かったネェ)
サーベルの巡査さん
冬来たりなば
古事記と犬と兎
バッカイモシッカイモナラン(どうしようも無い)
イラザランコトバッカリシテ(余計な事ばかりして)
オトゴヤサカイ(末っ子だから)
ダンナイ、ダンナイ(大丈夫です)
ワカ子ちゃん
多木さんへ
あヽ海軍秘密板敷飛行場
能登から帰って
海行かば
松田権六と暁烏敏
お仕舞に
著者等紹介
関根耀子[セキネヨウコ]
昭和12年金沢市高儀町(現長土塀)に田中家の6女として生まれる。31年3月二水高校卒業。37年4月関根省治と東京にて結婚。50年から俳句を始める。平成14年8月句集『青山』を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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