月も見て―千代の句と出会う旅

月も見て―千代の句と出会う旅

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833017435
  • NDC分類 911.33
  • Cコード C0092

内容説明

千代の代表句といえば「朝顔や釣瓶とられてもらひ水」がまず挙がる。しかし、著者は「朝顔の句」とは異なるところに千代の本領があると見た。句に編まれた千代の意思を丹念に解き、細やかな詩情を拡げて見せた秀逸の書。

目次

第1部 蝶の句(蝶蝶や何を夢見て羽つかひ)
第2部 風の句(風と落ち葉―翻弄する風;風と千鳥―拾う風 ほか)
第3部 千代と芭蕉1(芭蕉の存在;「雪見」に「ころぶ」の句 ほか)
第4部 千代と芭蕉2(呼応する二つの句;五つの共鳴 ほか)
第5部 辞世をめぐる句(千代の辞世句;終焉の句 ほか)

著者等紹介

酒師みどり[サカシミドリ]
茨城県出身。茨城大学卒業。同県にて高校講師、中学校教師を務めたのち、石川県に移り住む。絵本や児童文学の紹介、創作、読み聞かせなどの活動のかたわら、加賀の千代をテーマに、2005(平成17)年から4年間、金沢大学市民大学院で学ぶ。白山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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